入江泰吉記念奈良市写真美術館【[入江泰吉「法隆寺」展][山内悠「惑星」YAMAUCHI YU PLANET]】(奈良市)

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入江泰吉記念奈良市写真美術館で開催中の【入江泰吉「法隆寺」展】【山内悠「惑星」YAMAUCHI YU PLANET】の観覧に行って来ました。

法隆寺は聖徳太子の仏教への熱き願いがこめられた寺院です。今もいにしえのたたずまいを遺し、入江泰吉も戦後から足しげく撮影に訪れていました。とくに1985年からは、法隆寺昭和大修理の完成を機に法隆寺から撮影を依頼されています。その4年後には豪華写真集『法隆寺』を出版するなど、入江にとって愛着のあるお寺のひとつでした。
このたび聖徳太子没後1400年を迎えるにあたり、堂塔のある風景や永遠の微笑をたたえる仏たちの表情をとらえた入江作品が紹介されています。

入江さんが撮影された現代の風景と絵画に描かれた古代の風景を見比べることで古代を想像し、万葉集が身近に感じられました。

山内悠は、自然の中に長期間滞在し、自然と人間の関係性を見つめることで、世界について探求している写真家です。
本展で発表される「惑星」は、2014年から毎年モンゴルに通う中で撮影されたシリーズです。山内は、自然と人間が調和した世界を求めて旅をはじめ、モンゴル全土、内モンゴル自治区をめぐりました。旅を終えたあと、現像した写真にあらわれた光景を見た山内は、時間や空間を飛び越え、異なる世界を行き交うような旅をしていた事に気がついたと言います。
富士山で600日間を過ごし、宇宙と地球のあいだを行き来し、絶対的な世界を捉えた前作『夜明け』の作品から、 今作では「いま」というときの中で並行して存在する相対的な空間と時間をへの旅を提示しています。
地球の創生を思わせる鉱物の世界、自然と動物とが共存する原始的な暮らしを営む遊牧民のポートレート、現代の文明を享受する都市のスナップ。そして、どこか既視感のある未来を彷彿とさせる砂漠のランドスケープ――。
本展では山内がモンゴルで出会った、今、この瞬間に隣り合わせに存在しているこれら多元的な世界を、新作プリント約50点によって表現します。 それぞれの場所や個人が形成する相対的な現実の中で、何を選び、どう在るか… 作品に現れた光景たちは、私達に「いま」という時のあり方を語りかけてくれるかもしれません。

山内さんの作品では、モンゴルで現地の人と自然が調和した光景を感じられました。

コロナウイルス感染拡大防止のため、5月31日まで閉館されています。また開館された頃に、魅力ある沢山の作品を堪能してみては如何でしょうか?

入江泰吉記念奈良市写真美術館
入江泰吉記念奈良市写真美術館

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