奈良の名品が数多く登場!【奈良国立博物館 特別展「奈良博三昧―至高の仏教美術コレクション―」】に行ってきました。

ミュージアム

今年の7月17日(土)~9月12日(日)の約二ヶ月間、奈良国立博物館にて、【特別展「奈良博三昧―至高の仏教美術コレクション―」】が開催されていました。

1895(明治28)年に国内二番目の国立博物館として開設された同館は、地元・奈良などの社寺に伝わる仏教美術の研究、展示保管を積極的に進めてきました。今回、館蔵品の仏像第一号の薬師如来坐像をはじめ百件以上の国宝、国重要文化財を含む計246件(前・後期で一部入れ替え)で、1400年に及ぶ日本仏教美術の歴史を紹介していました。

今回の展覧会は、館内で写真撮影が可能でした。他人が映り込むような展示室全体が映る物やフラッシュを使用しての撮影などが禁止されていて、注意点は数点ありましたが、作品のみの撮影は可能だったので、多くの人がカメラやスマートフォンで撮影していました。

私もここぞとばかりに、沢山写真を撮影しました。その中でも、特に注目されていた名品を掲載します。

第1章 ブッダの造形

出山釈迦如来立像しゅっせんしゃかにょらいりゅうぞう

南北朝時代(14世紀)

苦行で痩せこけた釈迦、悟りの道へと歩みをすすめる迫真の姿。

第2章 飛鳥・白鳳・天平の古代寺院

瓦塔がとう(静岡県浜松市出土)

奈良~平安時代(8~9世紀)

古代寺院のミニチュア、素焼きの五重塔

第3章 写経に込められた祈り

国宝 金光明最勝王経こんこうみょうさいしょうおうきょう

奈良時代(8世紀)

聖武天皇が書写させた国家鎮護の経典。天平写経の白眉。

第4章 密教の聖教とみほとけ

重要文化財 如意輪観音菩薩坐像にょいりんかんのんぼさつざぞう

平安時代(9~10世紀)

6本の手に願いをかなえる如意宝珠と輪宝、インド風のエキゾチックな顔立ち。

第5章 仏教儀礼の荘厳

国宝 牛皮華鬘ごひけまん

平安時代(11世紀)

寺院堂内を彩る極楽浄土の鳥たち。

第6章 地獄極楽と浄土教に美術

国宝 地獄草紙じごくぞうし

平安~鎌倉時代(12世紀)

地獄の情景を描く平安絵巻の傑作、恐ろしくもユーモラスな獄卒たち。

第7章 神と仏がおりなす美

春日神鹿舎利厨子かすがしんろくしゃりずし(部分)

鎌倉~南北朝時代(14世紀)

春日信仰と釈迦信仰の融合、神鹿が背負う宝珠に込められた仏舎利(釈迦の遺骨)。

第8章 高僧のすがた

重要文化財 一休宗純像いっきゅうそうじゅんぞう

実在の一休さんを描く最古の肖像画、50歳時の自筆の賛文。

第9章 南都ゆかりの仏教美術

国宝 十一面観音像じゅういちめんかんのんぞう

平安時代(12世紀)

豊麗な彩色を誇る平安仏画、奈良・法隆寺の鎮守に伝わった名品。

第10章 奈良博コレクション三昧

武蔵野 横山大観筆むさしの よこやまだいかんひつ

明治28年(1895)

遠景に大観が描いた最古の富士山、奈良博会館と同じ明治28年(1895)の作。

他にも数え切れないくらい、沢山の魅力的な名品が展示されていました。展示品の撮影を許可されている展覧会はあまりないので、今回は凄く貴重な展覧会でした。

 

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