正倉院正倉の外構の見学に行ってきました。(奈良市)

奈良公園周辺

奈良の正倉院に行ってきました。東大寺大仏殿から北北西に位置する、校倉造あぜくらづくりの大規模な正倉(高床式倉庫)です。
東大寺大仏殿が眺められる、大仏池の近くでもあります。

正倉院の由来

奈良・平安時代の中央・地方の官庁や大寺には、重要物品を納める正倉が設けられていました。そしてこの正倉が幾棟も集まっている一廓いっかくが正倉院と呼ばれていました。
しかし、あちこちに置かれた正倉は歳月の経過とともにいつしか亡んでしまい、僅かに東大寺正倉院内の正倉一棟だけが往時のまま今日まで残ったのです。これが即ち正倉院宝庫ということになります。

聖武天皇しょうむてんのう光明皇后こうみょうこうごうゆかりの品をはじめとする、天平時代を中心とした多数の美術工芸品を収蔵していた建物で、奈良時代・天平てんぴょう文化を伝える貴重な宝物を1000年にわたり、今日まで守り抜いてきました。

また、1997年(平成9年)に国宝に指定され、翌1998年(平成10年)に「古都奈良の文化財」の一部としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。

正倉院宝物について

正倉院の宝物は、夫の聖武天皇しょうむてんのうをなくして、悲しみにくれていた光明皇后こうみょうこうごうが、四十九日の法要のあと、「あの偉大な天皇がお使いになったものを、全て東大寺に納め、盧舎那仏るしゃなぶつ(大仏)をはじめとするみ仏に捧げよう」と考え、愛用の品を納めたのが始まりです。聖武天皇の遺品だけではなく、東大寺の大仏開眼の儀式で使われた品など奈良時代を代表する宝が約9000件も保管されています。
種類は、天皇や貴族の生活用具、楽器、遊び道具から楽人がくじんや役人の服、さらにシルクロード諸国のものまでバラエティーに富んでいます。

正倉院正倉について

正倉院の、一番大事な建物が正倉しょうそうです。正倉は、北倉ほくそう中倉ちゅうそう南倉なんそうという三室に分かれていて、中倉は板で壁をつくり、北倉と南倉は、三角の木を組んだ「校倉造あぜくらづくり」になっています。
正倉内部は屋根裏も含め三層になっていて、宝物はこの大きな正倉のなかで唐櫃からびつという容器に納められていました。唐櫃には、虫や湿度の急激な変化による宝物へのダメージを少なくする働きがあるそうです。正倉の扉は天皇の許しがないと開けられず、みだりに中に入れませんでした。宝物はこのように厳重に守られてきました。
宝物は現在、昭和になって建てられたコンクリート造りの東宝庫と西宝庫に移されて、そこで大切に保存されています。

正倉院展について

正倉院展は毎年10月に、奈良市の奈良国立博物館で開催されます。
正倉院で保管されている聖武天皇の遺愛の品々を中心とする約9,000件の宝物を今に伝えます。正倉院展は、これら正倉院宝物の中から毎年60件ほどを選び公開する展覧会で、今年で73回目を迎えます。今年も、楽器、調度品、染織品、仏具、文書・経巻など、正倉院宝物の全容をうかがえるような多彩なジャンルの品々が出陳され、宝物が織り成す豊かな世界をお楽しみいただけます。

今年の正倉院展については、こちらのページでご紹介させていただいているので、是非御覧下さい。

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正倉院「正倉」外構の公開について

正倉外構は一般公開されています。申込手続きは不要で無料で見学可能です。因みに、宝物は公開していません。

参観門から入場できます。

公開実施日時

  1. 月曜日から金曜日まで(休日等を除く)の毎日、午前10時から午後3時までです。
  2. 公開を実施しない日
  • 行事の実施、その他やむを得ない理由のため支障のある日
  • 土曜日・日曜日・国民の祝日・休日
  • 12月28日から翌年1月4日まで

交通アクセス

住所:〒630-8211 奈良県奈良市雑司町129

公共交通機関

JR奈良駅または近鉄奈良駅から奈良交通バス「青山住宅」または「州見台八丁目」行きなどに乗車、「今小路」下車、徒歩約10分

駐車場

専用駐車場なし。最寄りにコインパーキングあり。

地図

公式サイト

正倉院 - 正倉院
このホームページは,奈良・平安時代の重要物品を納める東大寺の正倉院。正倉院宝物とその鑑賞を中心に紹介しています。

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