のんびりと奈良を散歩してみませんか?①

観光

ゆっりくじっくりと、自分のペースで巡る奈良の神社仏閣、自然、街並み。道中での「美味しいもの」探しも、旅には欠かせない楽しみです。

お寺を拝観しながら、奈良公園&ならまち歩き

奈良散歩の始まりは東大寺からがおすすめです。世界最大級の木造建築・大仏殿を参拝すると、圧倒されるとともに、安心感に包まれます。大仏様が安置されている大仏殿を中心に、高低差のある広い境内には法華堂ほっけどう転害門てがいもんなど国宝を含むお堂や建築物が点在しています。趣ある参道や階段で僧侶と修学旅行生たちが会釈し合う場面を見かけて心温まることもあるでしょう。大仏殿の裏手にある大仏池越しのパノラマも、四季折々に訪ねたい眺望です。この辺りは、あまり混雑することもない伸びやかな空間です。秋から冬にかけては、紅葉や黄葉、冷え込んだ早朝なら下に彩られた美しい様子に出会えます。

東大寺から水門町すいもんちょうを抜けて興福寺こうふくじに向かいます。平成30年に300年ぶりに中金堂ちゅうこんどうが再建された興福寺。それに続き、日本で二番目の高さとなる五重塔の大規模修理に向けた調査が始まっています。目に鮮やかな中金堂と、古色を帯びた五重塔と東金堂とうこんどうのコントラストは見事です。

中金堂の再建により、奈良の風景は変わりました。例えば猿沢池の南畔から見上げれば、右手に五重塔、左手に毎年10月17日のみ開帳される南円堂なんえんどう、そして中央奥には中金堂の大屋根。思わず手を合わせたくなる眺めです。

ちなみに奈良公園の中でも、東大寺南大門周辺と興福寺境内は、比較的人慣れした鹿が集まるスポットです。

興福寺から元興寺がんごうじを目指し、通りの店先を覗きつつ南に向かってみましょう。元興寺は710年の平城遷都に伴って現在の場所に新築移転されたお寺です。前身は、日本最初の本格的伽藍であった法興寺ほうこうじ飛鳥寺あすかでら)です。その面影を今に伝えるものが残されています。いずれも国宝である極楽堂ごくらくどうと禅室の屋根瓦の一部です。屋根をしばらく見つめてみると、場所によって瓦の色が違うのを見てとれるかもしれません。より注意深く観察すれば瓦の葺き方が異なる部分があるのに気付きます。それが法興寺が創建された飛鳥時代から伝えられてきた古式瓦です。

元興寺からは、かつて非常に大きな境内を有していました。「ならまち」は、主に元興寺の旧境内エリアです。格子戸の家並み、可愛いカフェや雑貨店、洒落たギャラリー、どこかに続いているらしい細い路地。まち歩きは、迷子になればなるほど新しい発見を味わえます。修学旅行のような散歩旅の記念に、自分へのお土産を見つけるのが、今日を締めくくるミッションです。

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